これで安心!注文住宅に向いた土地の選びかたを詳しく解説!
はじめての土地選びの場合、何を基準にどう探せばよいのか分からないかもしれません。こちらの記事では、注文住宅に必要な「よい土地」の選び方や注意するポイントなどを紹介していきます。
1. 注文住宅向きのよい土地を選ぶなら「5つのポイント」を見るべし
注文住宅を建てる前に必要なのが、自分の理想をかなえてくれる「よい土地」を選ぶことです。とはいえ、よい土地がどういったものか分かりにくいでしょう。 以下の5つがよい土地を見極めるポイントです。
- 日当たりや風通しがよいか
- 近くに水道や電気などが整備されているか
- 周辺の環境も確認する
- 地盤や地質もしっかり確認を
- 更地かどうかもチェックする
ひとつずつ順番に解説していきます。
1-1. 日当たりや風通しがよいか
注文住宅をつくるうえで重要となるのが、日当たりや風通しがよいかという点です。図面には描いていないので、いざ現地にいって気付くこともあるでしょう。 まわりに高い建物や雑木林などがあると、日当たりや風通しが悪くなるので要注意です。高い建物との距離や大きさによっては問題がない可能性もあるので、よく見て確認しましょう。周囲に空き地がある場合は、建物がそこに建つとどうなるかまで想像をすると、なおよいでしょう。
1-2. 近くに水道や電気などが整備されているか
土地の近くに水道や電気などが整備されているかも、チェックポイントです。とくに水道管は、敷地まで引き込んであれば問題ないものの、離れた場所に配管があると延長工事が必要になります。多くの費用がかかってくるでしょう。無駄な出費を避けるためにも、事前に確認をしておくのがおすすめです。
1-3. 周辺の環境も確認する
日当たりや風通しの確認で現地に行った際に、周辺の環境もあわせて確認しましょう。実際に住むとなったときを想定して、必要となるスーパーやコンビニ・病院をチェックしてください。さらに駅やバス停・学校などをチェックしておけば、そこが住むのに不便かどうかが分かるでしょう。
1-4. 地盤もしっかり確認を
素人目には「地盤」のことは現場で見ても分からないので、専門家にしっかりと判断をしてもらう必要があります。地盤がしっかりしていれば地震に対して強くなります。地盤沈下や液状化などのリスクが考えられる際には基礎工事で対策をし、未然に防止可能です。
1-5. 更地かどうかもチェックする
土地を選ぶ際は、そこが更地かどうかも確認しましょう。なかには古家が残っていることもあり、取り壊しは買い主が負担する場合もあります。実際に住宅があることで、日当たりや風通し・住宅の配置がイメージしやすいというメリットもあります。古家がある場合は利用するとよいでしょう。
2. 注文住宅の土地を選ぶときに注意する3つのポイントがある
つぎに紹介するのは、注文住宅の土地を選ぶときに注意する3つのポイントです。
- 注文住宅の大きさは「建ぺい率」と「容積率」で決まる
- 建築制限に引っかからないか
- 完璧な土地はほぼ見つからない
理想の家をつくるうえで避けては通れないので、ひとつずつ解説していきましょう。
2-1. 注文住宅の大きさは「建ぺい率」と「容積率」で決まる
建てられる注文住宅の大きさには限りがあり「建ぺい率」と「容積率」の、ふたつから決められます。「建ぺい率」は土地の広さに対する、建物の面積(真上から建物を見た面積)の割合を指します。「容積率」は土地に対する、延べ床(各階の床面積の合計)面積の割合です。
2-2. 建築制限に引っかからないか
土地ごとの広さだけでなく形や道路に面する条件など、建築制限に引っかかることで建設できない可能性があります。代表的なものに「道路斜線制限」「日陰規制」「北側斜線制限」などがあります。他にも多くの制限・規制があるので、事前に不動産会社に確認をするとよいでしょう。
2-3. 完璧な土地はほぼ見つからない
理想の家を建てるためにはそれに合うよい土地が必要なものの、完ぺきな土地が見つかる可能性は非常に低いものです。希望通りの土地を何年もかけて探していると、比較的近い条件の土地が他の人に買われていってしまいます。優先順位を決めて、それに見合った土地を契約することもひとつの手です。
3. 土地選びには「不動産業者」「ハウスメーカー」のどちらに頼む?
土地選びの際に頼りになるものとして、不動産業者と、ハウスメーカーのふたつがあります。しかしどちらに頼めばよいのか、迷ってしまうでしょう。土地選びは不動産業者といいたいところですが、注文住宅に必要なのは「家を建てるための土地」です。そのためハウスメーカーに頼るほうが、効率的に話が進むのでおすすめです。 希望するエリアや広さ、理想とする家のことや予算などをしっかりと話し合いましょう。条件を満たした土地選びから希望の住宅が建てられるかどうかまで、しっかりとおこなってもらえます。建築後にはハウスメーカーの方で、土地や建物のアフターケアがしっかりおこなってもらえます。何十年たっても安心して住めるでしょう。
4. まとめ
注文住宅を建てるのに土地は必要なもので、自分の理想をかなえる家を建てる場合はよい土地を見つけなければなりません。よい土地の条件として日当たりや地盤などの、5つのポイントがあります。すべてを満たしたものは、よい土地といえるでしょう。 土地を選ぶ際にも注意が必要で、さまざまな規定や制限があり自分の理想通りの家を建てられない可能性もあります。そのときは優先順位を決めて、土地を選ぶのもひとつの手です。土地選びにはハウスメーカーを頼ると、建築後のケアもしっかりとおこなってくれるのでおすすめです。 「株式会社ほっとほーむ」では土地選びや家づくり・建てた後のフォローまで、しっかりとおこなっています。お客様のこだわりの住宅をつくるお手伝いをいたしますので、ぜひとも一度お気軽にご相談ください。