床下エアコンは取り入れるべき?メリットやデメリットを解説します!
近年は夏が暑く、冬もより寒くなってきていますよね。
そんな時に私たちが頼りにしているのがエアコンです。
そんなエアコンの中でも、床下エアコンというものがあります。
今回は、床下エアコンを取り入れるメリットとデメリットを紹介します。
取り入れることを検討されている方は、ぜひ最後までご一読ください。
□床下エアコンのメリット
まず、床下エアコンを取り入れるメリットを見ていきましょう。
1.設置費用が安い
床下エアコンは、設置費用が床暖房よりも安く済みます。
例えば、床暖房で100万程度かかる間取りの場合、床下エアコンであれば半分以下の費用で済みます。
2.空調効率が良い
床下エアコンを取り入れれば、冷暖房効果が室内に均一に発揮されます。
基本的に暖かい空気は上に溜まりやすいので、壁掛けエアコンの場合は、足元まで暖かい空気が循環するのに時間がかかります。
一方で、床下エアコンを取り入れれば、床下から暖めるので足元も早く暖まります。
3.床材の選択肢が豊富
床下エアコンでは、床を直接暖める仕組みではないので、床の温度がそこまで高温にはなりません。
そのため、一般的な床材を採用できます。
一般的な床材は種類が豊富のため、多くの選択肢の中から選べるでしょう。
4.掃除やメンテナンスが容易
床下エアコンは、壁掛けエアコンと同様に手入れすれば良いため、掃除やメンテナンスが楽になります。
もし、動かなくなった場合でも交換するだけで済むため、床暖房が壊れた時よりも安い費用で交換できます。
□床下エアコンのデメリット
ここまで、床下エアコンのメリットを紹介してきましたが、床下エアコンにもデメリットがあります。
それは、高温多湿になると、カビやシロアリといった被害が起きる可能性があることです。
まず、床下断熱を導入するためには、基礎断熱が必要です。
基礎断熱にすることで熱が逃げにくくなりますが、温風の場合湿度が高まってカビやシロアリが発生する恐れがあります。
また、床下の温度と室内の温度差が大きいと、結露が起きてしまう可能性もあるので、温度設定には十分注意が必要です。
□まとめ
床下エアコンは設置費用が安く済みますし、取り入れれば空調効率も良く生活が快適になります。
その一方で、高温多湿の環境ではカビやシロアリ被害、結露が発生する恐れもありますので、十分注意して取り入れてくださいね。
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