注文住宅が完成するまでの期間はどのくらい？手順について解説！

自分の思いや希望の反映された注文住宅をマイホームとして購入したいと思っていませんか？デザインも細かなところまでこだわれるので、注文住宅には安定した人気があります。ところで注文住宅はどのくらいの期間で完成するのでしょうか？流れもあわせて紹介するので、近々注文住宅を購入しようと思っている人はシミュレーション代わりに参考にしてください。

注文住宅完成にかかる期間はどのくらい？

注文住宅完成までの期間の目安について、まずは見ていきます。ただし期間はまちまちで、土地のあるなしやどの程度住まいにこだわるかで期間も変わってきます。

土地がある場合には8ヶ月～1年半程度

すでに土地があって、後は建物を作るだけというのであれば、1年未満でマイホームが完成するケースも珍しくありません。早ければ、8ヶ月程度で完成する場合もあります。ただしプラン設計が難航する場合も考えられます。たとえば希望するプラント予算がマッチしない場合には、打ち合わせに時間を取られるでしょう。そうなると完成までに2年近くかかる可能性もあります。

土地探しから始める場合には1～2年程度

現時点で建物を建てる土地がない場合、土地探しから始める必要があります。そうなると土地がすでに確保されている場合と比較すると、注文住宅の完成までさらに時間がかかるかもしれません。土地と建物の建設費用まで含めた予算を想定し、理想の住まいが実現できるような土地探しをして、その土地にどのような住まいを建設するか考えなければなりません。これにはおおよそ4～7カ月くらいかかると想定しておきましょう。

するとどんなに早くても注文住宅が完成するまでに、1年はかかると見込んでおくべきです。めぼしい土地がなかなか見つからなかったり、建物の建設プランに難航したりすると2年以上かかる場合も考えられます。

注文住宅が完成するまでの流れについて解説

注文住宅を完成させるまでに、いくつかのステップを踏まなければなりません。主な工程について見ていきますので、どのようなことをしなければならないか、注意すべきポイントについてもあわせて解説します。

情報収集

まずは情報収集からです。どのような住まいを建設したいか、具体的なイメージを固めておきましょう。そのためには注文住宅に関するサイトを閲覧してみたり、ハウスメーカーの開催している見学会やモデルホームを訪れたりするといいでしょう。イメージの固まったところで、実際に建築するにあたってどれくらいの予算が必要かシミュレーションしておきましょう。

この時誰かの意見だけで、イメージを固めるのはおすすめできません。家族がいる場合には、それぞれの希望条件を聞いて、住宅づくりに反映させましょう。

土地探しと施工会社選び

もしまだ土地が見つかっていないのであれば、土地探しを始めましょう。施工会社の中には土地探しのサポートを行っているところもあるので、このような業者に問い合わせてみるのがおすすめです。

土地が見つかっているのであれば、施工会社探しを進めましょう。複数の資料請求をお願いし、自分たちの住まいへの想いに対応できそうな業者をピックアップしましょう。ただしこの段階で、1つの業者に絞る必要はありません。2～3の業者を候補に残して、相見積もりを取りましょう。見積もりの内容を比較して、正式に依頼する業者を1つに絞り込んでください。

もし住宅ローンを組むのであれば、ここで事前審査を受けるのが一般的です。見積書をもとに、いくら借り入れる必要があるのかシミュレーションしておきましょう。

契約を交わす

注文住宅建設をお願いする施工会社の決まったところで、正式契約を交わします。そして住宅ローンを組む場合には、ここで本審査の申し込みをするのが一般的です。住宅ローンの本審査を通過し、融資が受けられると決まれば、着工に入るという流れになります。このあたりまではまだプランの変更は可能です。ただ着工に入ってしまうと、間取り変更などの大掛かりな見直しはできません。この時までに後悔しないように、しっかりプランを煮詰めておきましょう。

工事から完成

着工すれば、後は施工会社にお任せです。もしかすると騒音や振動で近所に迷惑をかける可能性があります。そこで工事前にご近所さんに挨拶しておくといいでしょう。また時間があれば、できるだけこまめに現場に足を運ぶのもおすすめです。そうすれば注文住宅の進捗状況を把握でき、どのようなマイホームが完成するか具体的にイメージできるからです。

まとめ