コラム
2023年01月20日

戸建て注文住宅の間取りの決め方とは?失敗しないためのポイントを紹介

間取りや内装を自分の好きなようにデザインできることから、こだわりの家を作りたいという方に人気を集めているのが注文住宅です。とはいえ、自由度が高いからこそ、どのように間取りを決めればよいのかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、戸建ての注文住宅における間取りの決め方やポイントをご紹介します。

 

1.戸建ての注文住宅で間取りを決める方法

まずは、戸建ての注文住宅において間取りを決める際の流れについてご紹介します。

 

1-1.用途ごとに部屋を分別する

まずは、部屋を用途ごとに分別するゾーニングを行います。ゾーニングを行うことで、自分たちが住宅にどのようなスペースを求めているのかを明確にすることができます。

 

たとえば、家族みんなが集まるための部屋としてはリビングやテラスがあげられるでしょう。そして、生活に必要なスペースとしては、キッチン・トイレ・お風呂などがあげられます。それに加えて、個人的に使用するための仕事場・子ども部屋・寝室などがあります。まずは、家族構成に合わせて部屋を用途ごとに分別してみましょう。

 

1-2.細い間取りを設定する

ゾーニングが終わったら、それを踏まえた上で細かい間取りを設定して行きます。間取りを決める際には、ライフスタイルや生活動線を意識することが大切です。

 

たとえば、家事にかかる時間や手間を短縮したいのであれば、洗濯機置き場とキッチンを近くに設置することで、行き来するための負担が少なくなります。また、仕事をしながらリビングで遊ぶ子どもたちの様子を見たいという場合には、リビングに隣接したところにワークスペースを設置するのもよいでしょう。さらに、日当たりや外からの目線なども考慮した上で間取りを詳しく決定していきましょう。

 

1-3.収納スペースを確保する

戸建ての注文住宅をデザインするにあたってとても重要なのが収納スペースの確保です。部屋の使い方を明確にした上で、余裕を持ってスペースをつくるようにしてください。また、設置予定の家具がある程度決まっている場合には、寸法などを測ってそれを踏まえた上で間取りを決めるのがおすすめです。

 

1-4.ドアの設置を検討する

収納スペースが決まったら、最後にドアの設置場所と種類を決めます。ドアを部屋のどこに設置するのか、引き戸にするのかスライド度にするのかなどで、生活の利便性が大きく変わってきます。実際にそこで生活しているイメージを持ちながら、ドアのサイズや種類を決めましょう。

 

2.注文住宅において上手に間取りを決めるためのポイント

ここでは注文住宅において間取りを決めるときのポイントについてご紹介します。快適な間取りというのは、住む人によって大きく異なります。たとえば、子どもが一人の家庭と、3人の家庭では間取りも異なってくるでしょう。注文住宅で自由にプランニングできるからこそ、家族の形やライフスタイルを考慮した上で間取りを考えることが大切です。

 

2-1.収納を重視する

間取りを決めるにあたって後悔する人が一番多いのが収納スペースについてです。予算の関係から収納スペースを削ってしまうと、部屋に物が溢れかえってごちゃごちゃとした雰囲気の住宅になってしまいます。たとえば、玄関にはウォークインシューズクローゼットという収納スペースを設置するのがおすすめです。靴だけでなく、ベビーカーや三輪車、野球道具、ほうき・ちりとり、キャンプグッズ、ゴルフバッグなどをまとめて収納することができます。

 

また、最近ではキッチンにパントリーを併設する間取りも人気を集めています。お米やお水、非常食などについて、余裕を持って収納できるでしょう。とくに、共働きで週末に買いだめをする方は、ストックのスペースをしっかりと確保しておきましょう。

 

2-2.家族のふれあいを重視する

せっかく注文住宅で間取りを自由に選ぶからこそ、家族のふれあいを増やすような間取りにするのがおすすめです。たとえば、対面式のキッチンを選ぶことで、ダイニングと向き合った形で料理ができます。子どもたちの様子をみたり、家族との会話を楽しんだりできるのが魅力です。

 

また、リビングに階段を設置するリビング階段という間取りも近年人気を集めています。玄関から帰ってきた子どもたちがそのまま2階に上がることなく、リビングで顔を合わせられることから、コミュニケーションの機会を増やしたい方にぴったりです。

 

2-3.音の伝わり方も考慮する

家族が快適に暮らすためには、音の発生源を考えた間取りにするのがおすすめです。たとえば、リビングの真上に子ども部屋を設置してしまうと、子どもが走り回ったり遊んだりする音がリビングに響いてしまいます。

 

そのほかにも、テレビの音、食洗機、洗濯機、外から聞こえる車の音など、音が生活に与える影響は意外にも大きいものです。寝室を道路側やテレビの真上に設置しないようにするなどの工夫が必要です。

 

3.まとめ

今回は、戸建ての注文住宅で間取りを決める際の流れやポイントをご紹介しました。注文住宅は自由にデザインできるからこそ、ライフスタイルや実際の生活を具体的に想像した上で間取りを決めるのがポイントです。将来的な家族の形も考慮した上で、長年快適に使い続けられる間取りをデザインしましょう。

 

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