コラム
2024年06月18日

玄関からリビングまで直通の家のメリットと注意点をご紹介します!

家族との時間を大切にし、開放的な住空間を重視する家庭にとって、玄関から直接リビングへのアクセスは、単なる設計の選択を超えた価値を持ちます。
本記事では、そのような家の設計がもたらす利点と、それに伴う潜在的なリスク、対策についてご紹介します。

□玄関からリビングまで直通している家の魅力とは?

この設計がもたらす主な利点は、開放感、空間の有効利用、家事の効率化、そしてコスト削減です。

1:開放感がある

玄関からリビングへの直接的なアクセスは、間仕切りの廊下が不要となり、その分のスペースをリビングや他の居住空間に活用できます。
これにより、広々とした開放感ある空間を実現でき、家族が集まりやすい環境を提供します。

2:他の空間を広くできる

廊下がなくなることで、家全体の空間計画において自由度が増します。
リビングを大きく取ることはもちろん、洗面所やランドリースペースを広げることも可能です。

3:導線がスムーズ

スーパーから帰った際に重たい買い物袋を運ぶ際も、ドア一つを開ければすぐにキッチンに荷物を置けるため、家事の効率が向上します。
また、宅配物の受け取りもリビングからすぐに行えるため、利便性が高まります。

4:コストが抑えられる

廊下の建設に必要な材料やコストが削減されるため、予算を他のインテリアや設備に振り分けられます。

□玄関直結リビングの潜在的リスクと対策

一方で、玄関から直接リビングにアクセスする設計には、プライバシーの侵害、セキュリティの懸念、環境変化への影響などのリスクも存在します。

1:プライバシーへの影響

玄関がリビングに直結していると、ドアを開けた瞬間にリビングが外から丸見えになることがあります。
これを解決するためには、玄関にパーティションや装飾棚を設置し、視線を遮る工夫が必要です。

2:セキュリティの強化

リビングへの直接アクセスは、セキュリティ上のリスクも伴います。
玄関ドアの強化やセキュリティシステムの導入が推奨されます。

3:環境変化への対策

玄関からの直接アクセスは、冷暖房の効率を低下させることがあります。
適切な断熱材の使用や、カーテンなどの熱を遮断する装置の設置が有効です。

□まとめ

玄関からリビングへの直通設計は、開放感と効率を提供し、日常生活を豊かにするものですが、それにはプライバシーやセキュリティの問題が伴います。
これらの問題に対処することで、安全で快適な住環境を確保できます。
このような設計を選ぶ際は、メリットとリスクを十分に考慮し、最適な住空間を実現してください。

当社は皆様のニーズを満たすために、妥協することなく、ご満足いただけるようなお家をご提供いたします。
姫路市周辺で注文住宅やリノベーションを検討している方はぜひお気軽にご相談ください。