コラム
2024年09月18日

断熱性能等級4の住宅は快適?費用対効果は?メリットやデメリットを解説

これからマイホームを建てることを検討している方の中には、住宅の性能にこだわりたいと考えているのではないでしょうか。
断熱性能等級4の住宅に興味はあるけど、実際に住むとなるとどんなメリットがあるのか、デメリットはあるのか、費用対効果はどうか気になりますよね。
この記事では、断熱性能等級4の住宅のメリットやデメリットを具体的に解説し、費用対効果も含めて検討できるようにすることで、安心してマイホーム選びを進められるようにサポートします。

□断熱性能等級4とは?

断熱性能等級4は、国が定めた住宅の断熱性能の基準の一つです。
1999年の次世代省エネルギー基準で定められ、等級4は、長期優良住宅の認定基準にもなっているため、高い断熱性能を持つ住宅として認識されています。
2022年4月には、より高性能な断熱性能等級5が新設されたことで、等級4は最低限必要な断熱性能レベルになりました。
そして、2025年(令和7年)からは、等級4以上の断熱性能が義務化され、等級3以下の住宅は建てられなくなります。

□断熱性能等級4にするメリットとデメリット

1:断熱性能等級4にするメリット

・快適な室温を保ちやすくなる
断熱性能が高い住宅は、外気温の影響を受けにくいため、室温を快適に保ちやすくなります。
夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるので、冷暖房の使用頻度が減り、電気代などの光熱費を節約できます。

・ヒートショックのリスクを低減する
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中などの健康被害を引き起こすリスクのことです。
断熱性能の高い住宅は、室温が安定しているので、ヒートショックのリスクを低減できます。
特に、高齢者や小さなお子さん、病気を持っている方は、ヒートショックのリスクが高いので、断熱性能の高い住宅を選ぶことが大切です。

・光熱費を抑えられる
断熱性能が高い住宅は、冷暖房効率が高いため、光熱費を節約できます。
夏は冷房の使用時間を短縮でき、冬は暖房の温度を低く設定しても快適に過ごせます。

2:断熱性能等級4にするデメリット

・建築費用が高くなる
断熱性能を上げるためには、高性能な断熱材を使用したり、断熱施工を強化したりする必要があるため、建築費用が高くなる場合があります。

・設計段階での工夫が必要になる
断熱性能を最大限に引き出すためには、設計段階で断熱材の種類や配置、窓の大きさや位置などを考慮する必要があります。

□まとめ

断熱性能等級4の住宅は、高い断熱性能を持つことで、快適な住環境を実現し、光熱費を節約できるメリットがあります。
一方で、建築費用が高くなるなどのデメリットも存在します。
断熱性能等級4の住宅を検討する際には、メリットとデメリットを比較検討し、自分にとって最適な選択をすることが大切です。

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