コラム
2024年09月15日

リノベーションの費用相場はどのくらい?節約のための注意点もご紹介

リノベーションの費用相場はどのくらい?節約のための注意点もご紹介

リノベーションは新築よりも費用が安いため、住み慣れた家やお店で実施する人は増えています。しかし、物価が上がっている昨今なので、今後リノベーションを考える場合、気になるのは費用相場ではないでしょうか。記事ではリノベーションの費用相場や注意点、事例を紹介します。リノベーションを考える際には参考にしてください。

リノベーション費用の相場は?

リノベーション費用の相場について考えてみます。リノベーション費用は、一式やワンセットでいくらとなっているものではないため、費用相場を考えることが大事です。リノベーションを行いたくても、どのくらいの費用を用意しておけば可能なのか知っておかないと、なかなか実行に移せないのではないでしょうか。

ここでは、一般社団法人によるアンケート調査(2023年2月公表)と大手メディア事業の会社が実施した「大型リフォーム実施者調査」を参考にリノベーション費用の相場をお伝えします。

平均金額390万円(一般社団法人の調査)

一般社団法人によるアンケート調査によるとリノベーション費用の相場は平均で390万円ほどです。ただし、マンション・戸建てを問わず全世帯のリノベーションです。

安いように感じるかもしれませんが、フルリノベーションではないケースも含まれているので、一概に安いとは言えません。たとえば、雨漏り修理のみ、トイレ修理のみといった部分的なリノベーションです。フルリノベーションとなると、これだけの費用では無理なので、さらに大きな金額になるでしょう。

平均610万円(大手メディアによる)

大手メディアによるリノベーション費用の相場は、平均610万円ほどです。ただし、あえて300万円以上の費用がかかった人を対象にしています。また、物件購入の際に実施したリノベーション費用だけで調査すると、平均額は上がり628万円ほどになります。しかし、こちらの調査も部分的なリノベーションが含まれているので、フルリノベーションの費用の参考になりません。

たとえば、バス、トイレ、キッチンといった水回りのリノベーションなども半数以上含んでいます。こうしたことを考えますと、フルリノベーションとなれば、かなりの費用がかかります。仮に築30年以上の住宅の場合だと、設備交換、内装といった簡単バージョンのリノベーションで500万円くらいです。フルリノベーションで家全体に実施するならば、1,000万円くらいは見積もっておきたいものでしょう。

リノベーション費用を考える際の注意点

リノベーション費用を考える際は、なるべく安く抑えることを念頭においてください。お金は無駄に使わずにとっておいた方が今後のためです。住宅ローンがある場合にはどうすればよいか、節約方法の一つである部分的なリノベーションの他、優先順位を決めることを提案します。リノベーション費用の節約にお役立てください。

住宅ローンがある場合は返済計画をしっかりと

皆様の中には住宅ローンが残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのようなケースの場合は、返済計画をしっかり立てましょう。

ただし、リフォームローンは他のローンよりも通りやすいです。1,000万円までなら、無担保ローンで借りられます。そのため、リノベーション費用は1,000万円にならないくらいに抑えたいものです。ただし、金利は住宅ローンよりも高めなので、ご注意ください。スーパーの安売りや賞味期限近くの半額を利用するなど、身近なところで節約を試みることも大事です。

部分的なリノベーションにすると費用を節約できる

もしも、中古住宅を購入する、実家をリノベーションして住むと言った場合は、部分的なリノベーションにしてみませんか?フルリノベーションよりも費用を節約できます。たとえば、まだきれいなリビングの床はそのまま使う、壁は壁紙を張り替えたばかりらしいので、そのままにしりなど、使えるところはそのまま使いましょう。古い物でもレトロでいい感じになる場合も考えられます。

優先順位を決めて費用が高くなり過ぎないようにする

優先順位も大事です。水回りだけはリノベーションしたい、子供部屋の広さは譲れないなど、優先順位を決めておいてください。部分的なリノベーションにもつながりますが、早めにリノベーションするところ、お金を貯めて後ほどに行うところと決めておけば、一度に大きな費用をかけずに済みます。家族で話し合ってみましょう。

まとめ

リノベーションの費用相場は部分的なリノベーションを含め、約390万円~です。しかし、フルリノベーションのみの場合だと、もっと大きな金額になります。お宅のリノベーションによってより快適な生活ができるものです。また、リノベーションは新築よりも安い費用で済みます。しかし、リノベーションの費用は、なるべく節約して子どもの教育や老後のために、お金をとっておきたいものです。ローン費用を抑える、食費の節約、優先順位を決めるなど、費用を抑えることも可能です。

「株式会社ほっとほーむ」は適正な費用のリノベーションをご提案します。このくらいの費用でこんなリノベーションをしたいなど、皆様のお考えをお聞かせください。担当者が誠意をもってお答えします。また、過去の事例などを参考にして、ご一緒により良いリノベーションを考えましょう。リノベーションのご相談は「株式会社ほっとほーむ」にお任せください。