横並び配置のキッチンダイニングのデメリットとは?狭さや動線問題を解説
新築やリフォームで、キッチンとダイニングの配置を検討される際、近年注目されているのが「横並びダイニング」です。
限られたスペースを有効活用し、家事動線の効率化や、すっきりとした空間デザインを実現できるとして人気を集めています。
しかし、その一方で、理想の住まいづくりを進める中で、実際に採用した際に「思っていたのと違った」と感じるケースも少なくありません。
そこで今回は、横並びダイニングの検討にあたり、知っておきたいデメリットについて詳しく見ていきましょう。
キッチン横並びダイニングのデメリットは何か
通路幅が狭くなり動きづらい
ダイニングテーブルをキッチンの横に配置することで、椅子を引いた際に十分な通路幅が確保できない場合があります。
特に、椅子を引いた状態でも人がスムーズに通行できるスペース(一般的に60cm〜90cm程度、椅子の引きしろと通行スペースを考慮すると80cm以上が望ましいとされることもあります)が不足すると、家族の移動が煩雑になり、動きづらさを感じる可能性があります。
動線設計が複雑になりがち
キッチンからリビングへ直接アクセスする動線が遠回りになるケースが考えられます。
例えば、間取りによっては、冷蔵庫へ飲み物を取りに行くといった日常的な動作でも、キッチンからリビングを経由して戻る必要が生じ、不便に感じられることがあります。
リビングからキッチンへの生活動線を短くするための工夫が求められることがあります。
キッチンの生活感が出やすい
キッチンのシンク周りや作業スペースがダイニングやリビングから見通しやすくなるため、調理中の手元や、シンク内の片付いていない様子などが来客時などに目につきやすいことがあります。
また、調理時の水はねがダイニングテーブルに飛んでくる可能性も考慮が必要です。
横並び配置で生じる動線や空間の問題点
回遊動線が確保しにくい
キッチンとダイニングが横一列に並ぶことで、キッチンからリビングへ抜けるための単純な通路が一つになりがちです。
これにより、複数のルートで移動できる「回遊性のある間取り」が確保しにくくなることがあります。
回遊動線が確保できないと、移動に時間がかかったり、混雑したりする原因になることも考えられます。
家具配置の自由度が下がる
横並びダイニングでは、キッチンの横にダイニングテーブルを配置するため、横方向にまとまったスペースが必要となります。
これにより、置けるテーブルのサイズや椅子の数に制限が生じることがあります。
特に、限られた間取りの場合は、希望するサイズの家具が配置できない可能性も考慮が必要です。
シンク周りの水はねや臭いが気になる
ダイニングテーブルがシンクのすぐ隣に配置されるため、調理中の水はねがテーブルに飛んでくることがあります。
また、シンク周りの片付けが追いつかない場合、生活感が出やすいだけでなく、衛生面や臭いが気になる原因になることも考えられます。
小さなお子さんがいる場合、テーブルからシンクに手が届いてしまう安全面での懸念も指摘されています。
まとめ
キッチン横並びダイニングは、家事動線の効率化や空間の広がりといったメリットがある一方で、通路幅の確保や動線設計、生活感の出やすさなど、いくつかのデメリットも存在します。
特に、通路幅が狭くなると動きづらさを感じたり、回遊動線が確保しにくいことで利便性が低下したりする可能性があります。
また、シンク周りの水はねや臭い、キッチンの生活感が出やすいといった点も考慮が必要です。
理想の住まいを実現するためには、これらのデメリットを事前に理解し、間取りの計画段階で十分な検討を行うことが大切です。
姫路市周辺で、家づくりをお考えの方は、お気軽にご相談ください。


