コラム
2024年07月16日

断熱等性能等級4とは?そのメリットをご紹介します!

家を建てる際に、断熱性能について考えたことはありますか。
断熱性能は、住まいの快適性や省エネ性、さらには健康にも大きく影響する重要な要素です。
今回は、断熱性能の指標となる「断熱等性能等級」の中でも、特に注目すべき「断熱等性能等級4」について解説していきます。
 

□断熱等性能等級4とは何か?

 

断熱等性能等級とは、国が定めた住宅性能表示制度における、住宅の断熱性能を表す等級です。
1~7の7段階評価になっており、数字が大きいほど断熱性能が高いことを示します。
断熱等性能等級4は、住宅性能表示制度において、中間レベルの断熱性能を持つ住宅に与えられる等級です。
 
断熱性能の向上は、近年ますます注目されています。
地球温暖化による気温上昇やエネルギー価格の高騰などを背景に、省エネ性能の高い住宅への関心が高まっているからです。
断熱等性能等級4は、住宅性能表示制度における基準を満たすことで、住宅の断熱性能が一定レベル以上であることを証明する役割を果たします。
具体的には、断熱等性能等級4の住宅は、外壁や屋根などの断熱材の厚みや材質、窓の性能などが、国が定めた基準を満たしていることを示しています。
 

□断熱等性能等級4のメリット

 
断熱等性能等級4の住宅には、次のようなメリットがあります。
 

1:快適な室内環境を実現

 
断熱性能が高い住宅は、外気温の影響を受けにくいため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
エアコンの使用頻度や時間を減らせるため、電気代節約にも繋がり、環境への負荷軽減にも貢献します。
 

2:ヒートショックのリスクを軽減

 
ヒートショックとは、暖かい室内から寒い場所へ移動した際に、急激な温度変化によって血圧が変動し、脳卒中や心筋梗塞などの健康被害を引き起こす危険性のある現象です。
断熱性能が高い住宅は、室温が安定し、温度差が小さくなるため、ヒートショックのリスクを軽減できます。
特に高齢者や小さなお子様がいる家庭では、ヒートショック対策は重要です。
 

3:住宅の資産価値向上

 
断熱性能が高い住宅は、省エネ性が高く、快適な住環境を提供できることから、資産価値が高くなると言われています。
住宅の売却や賃貸を考えている場合、断熱性能は重要な要素となります。
 

□まとめ

 
断熱等性能等級4は、住宅性能表示制度において、中間レベルの断熱性能を持つ住宅に与えられる等級です。
断熱等性能等級4の住宅は、快適な室内環境を実現し、ヒートショックのリスクを軽減するだけでなく、住宅の資産価値向上にも繋がるなど、多くのメリットがあります。
住宅購入を検討する際には、断熱性能について十分に検討し、快適で安全な住まいを実現しましょう。
 
当社では、モダンやナチュラルなど、幅広いスタイルの家づくりに対応しております。
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